Phantom Of The Opera Playlist
Phantom Of The Opera の Playlist みっけた
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オペラ座の怪人は見る人によって何通りもの話に見える。
ちょいと自分なりの解釈を解説してみたりする。
冒頭のオークションのシーン(http://youtu.be/kYnYidhABgk)
既にクリスティーヌは亡くなっていて、ラウルが落札しようとするものは全てクリスティーヌに関わるものばかり、「ハンニバルのポスター」やら「猿のオルゴール」やら・・・
ラウルにとって「猿のオルゴール」はクリスティーヌと全く関係が無いはずなのに30フランも出して落札する。クリスティーヌが亡くなるまでずっ と、その猿のオルゴールの話をしていたということらしい。で、この「猿のオルゴール」についてはメグ・ジリーも競り合う。「ハンニバルのポスター」には全 く興味を示さなかったのに、さて何故だろう。
ラウルはそのオルゴールの音を聴くまでずっと、クリスティーヌが怪人にキスをしたのは、自分の命を救うためだと信じて生きてきた。きっとメグ・ジリーはラウルが傷つくのを知っていて、その曲を聴かせたくなかったのだろう。
そしてその曲が「マスカレード」。クリスティーヌは本心をラウルに話さず隠し通して死んでいったか、怪人を思い出しては怪人の作った曲を歌っていたのだろう。
これがわかるだけで、めちゃくちゃ美しい物語。
たとえ他の誰かを傷つけてでも、愛する2人が結ばれる方が、美しい物語かも知れないけれどね。
うーん、もっとあるけど、冒頭のシーンだけで1時間は語れる。
Think Of Me(http://youtu.be/XfTgCPUJwRk)
怪人の企みによって降板したカルロッタの代役としてクリスティーヌが歌う。劇中劇「ハンニバル」の1シーン。
歌詞は、「別れを告げた2人がいつまでもお互いを愛し合っていて、自分を忘れずに想っていて欲しい」というような内容。
このあたり、アンドリュー・ロイド・ウェバーは天才だ。
初めてこのシーンを見ると、その直後にラウルとの再会がある為、クリスティーヌはラウルの事を想って歌っていたように見えるけれど、この物語中で別れを告げるのは怪人とクリスティーヌだ。
何度も見ているうちに、「この劇中劇のシーンが本当のラストシーンなんじゃないかな?」と思えてくる。
怪人とクリスティーヌは物理的な距離が離れてしまっても、心はいつもそばにいる。
なんか素敵だな。
The Music Of The Night(http://youtu.be/77umP7IRxD4)
夜の闇は怪人の醜い容姿を隠して清い心を見せてくれる。ラウルと怪人の狭間で揺れ動くクリスティーヌを怪人の世界へ引き込む歌。
勘の良い人は、怪人を連想するものとラウルを連想するものは必ず何か対になっている事に気がつく。
怪人とラウル
闇と光
心と容姿
仮面と・・・
昼の光の中、醜い容姿を隠すものが仮面。では、夜の闇の中、醜い心を隠すものは何だろう?
答えはずっと先のシーン
The Point Of No Return(http://youtu.be/AyyCz9z1s_M)
劇中劇「ドンファンの勝利」
この中のクリスティーヌの歌詞
You have brought me to that moment where words run dry, to that moment where speech disappears into silence, silence...
あなたは、どんな言葉も枯れ果て会話が消え去り静寂となる瞬間を私にもたらした。みたいな意味かな。
夜の闇の中、醜い心を隠すものは「言葉」だということがわかる。
ところで、このシーン、クリスティーヌは初めて怪人の仮面を剥いだときあれだけ後悔しているのに、なぜか怪人の仮面を再び剥ぐ。
まるで「化け物」に連れ去られたように見える。クリスティーヌと怪人はとても賢い。
ラウルを傷つけず、怪人のもとへ行くにはそうする他ない。クリスティーヌは歌う前、ちゃんと「私が歌ったらきっと連れ去られる。連れ去られたら二度と戻ってこれない。」と宣言している。
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