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【視聴感想】君の名は

「君の名は」がAmazonビデオで配信開始された。なぜこれほどヒットしたのだろうか、気になって見てみた。
【見終えた感想】
映像は綺麗だし、アニメーションで実写映画のようなカメラワークを演出したり、日本文化の描写など、海外でもヒットした理由はわかった。その分、ストーリーの貧弱さ(後述)が目立ってしまって、映画好きには物足りなく感じるのではないかな。
お酒で例えるなら、ウィスキーを期待したのにワインを出されたような気分。
自分はどちらも楽しみ方がわかるから、ワインを出されたらお金も払うし、ちゃんと飲むけどね。人によっては「ワインなんて頼んでねぇよ!」ってなるかも。
以下、ネタばれがあるので、これから見ようと思う人は読まないで。
・主題がぼやけてる。
「誰でも時間や空間を超えて他の誰かと縁で繋がっている」という考え方は理解できる。
主人公2人の身体が入れ替わるのは「本人の願い」と「神様の仕業」という設定なのだろうけど、相手がその人でなければならない何か特別なものがあったのか、自分には全くわからなかった。「君の名は」というタイトルなのに、相手が誰でも良かったように見えてしまうのは、ストーリーの致命的な欠陥と思う。
・登場人物の心の成長があまり見られない。
ストーリーの始まりから終わりまで、8年間で何も成長していないように見えた。過去の不思議な出来事にとらわれすぎ。お互いちゃんとそれぞれの人生を生きているのがわかったら、相手の名前など知らなくても良いではないか。
・主人公たちによる違法行為があった。
大災害の直前に変電所を爆破したり、高校の放送室をジャックしたりするのはいかがなものかと思った。たとえ困難であっても、それが正しいと信じるなら、そんな卑怯な手段を使わず、正攻法でやるべきだ。
次回作でストーリー構成が改善されている事に期待。

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